医師の地域偏在は、かねてより医療問題の一つとして全国的に議論されています。
宮崎県も例外でなく、県内医師の約半数が宮崎東諸県医療圏に集中しています。単位面積あたりの医師数でみると、宮崎東諸県は163.9人/100km2、私の故郷 西諸では14.7人/100km2、西都児湯では11.7人/100km2(N友Dr. が飲み会の席で、児湯郡の医療の問題点を語られていた)とのこと。(参考:H24年 福祉保健部 地域医療対策特別委員会資料)
当院に入職し、毎年この時期‥‥と言うか、2月14日になると、人知れずこの問題について思いをはせています。
というのも、バレンタインのチョコレートを求めて、男性のみならず女性医師もが、医局給湯室に殺到するからです。今年もまた、昼休みを中心に1m2あたりの医師数が半端ないことになっていました。その密集度たるや首都圏をもしのぐ勢いで、医師の地域偏在が顕著だなあと、今年もまた考えさせられました。
今日は、いつもより早めに出勤し、チョコレートをセッティングしました。1箱に入っている個数が少なめだったので、2箱準備して重ねて置いておきました。
研修医室で仕事に取り掛かっていると、給湯室からS美Dr.とT田Dr.の会話が聞こえてきました。
「わ。チョコだ」
「どうしよう、朝から食べていいかな」
「とっておかないと、すぐなくなるし・・・」
「あ、でも・・・」
「「2段になってる♪」」
喜んでいただけたようで嬉しかったです。最後のハモリはお見事の一言に尽きます。
初期研修医のK山Dr.が、副当直中に疲労がたまったときは、一緒に当直している指導医の可愛いところを見つけては癒され、一晩乗り切るという術を教えてくれたことを思い出しました。
1 件のコメント:
あやぱん先生チョコありがとうございました★
先生たちの出張が重なり月曜日にお土産がたくさんあるときは、一度に出さずに1日1箱ずつだすようにして医局の先生たちの健康を考えている(!!)私たちですが、バレンタインはやっぱり当日でしょ!と思い、いただいたものを全て出していたのですが・・・。
思った通り夕方には見る影もなく・・・。
さすがですね…。
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